飛べ!小さな機体に、大きな夢を乗せて。
神奈川大学による超小型ハイブリッドロケット開発
昨今、国内ベンチャー企業によるロケットの打ち上げなど、盛り上がりを見せている宇宙産業。そこで活躍しているのが超小型衛星です。衛星本体のサイズ感やコスト、開発期間が抑えられる一方で、打ち上げにかかるコストなど、課題が残っているのも現状です。
そんな中、注目されているのが、従来のロケットよりも安価で開発できるハイブリッドロケットです。特に神奈川大学の航空宇宙構造研究室と宇宙ロケット部が合同開発している超小型ハイブリッドロケットは、国内最高の到達高度を記録したことから多くの期待が寄せられています。今回は2024年12月に実施された「鈴木丸」打ち上げ実験の内容を中心に、超小型ハイブリッドロケット...