“withコロナ”の社会に必要な支援とは?—名古屋フィルハーモニー交響楽団、アイメイト協会
人と会えない。届けたい人に届かない——。新型コロナウイルスの感染拡大で、CYCLEで紹介してきた多くの団体も思い通りの活動ができなくなった。だが、彼らが手をこまぬいてきたわけではない。活動の形を変え、できることを探してもがいていた。コロナで社会が変わっても、変わらない思いがある。「全ての人に生のオーケストラを届けたい」「目が見えなくても、アイメイト(盲導犬)と一緒に外を自由に歩いてほしい」。“withコロナ”の社会に必要な支援とは何か——。2020年6月、試行錯誤の最中にある2つの団体に話を聞いた。