みなさんは「検診車」をご存じでしょうか?医療機器を備えた車両のことで、会社や工場へ直接出向き、がん検診や健康診断を実施しています。

検診車には、競輪とオートレースの補助事業を通じて導入されたものも多数存在しています。そこで今回は、富山県初のガールズケイリン選手として活動する下条未悠(げじょう みゆ)選手が富山県の公益財団法人 友愛健康医学センターを訪問。2023年春に導入された最新の検診車を見学しながら、検診車がどんな風に社会で役立っているかを学びます。

画像: 【CYCLEの窓#3】すべての人に胃がん検診を。~最新の検診車で県民の健康を守る検診センターにガールズケイリン選手が訪問~ youtu.be

【CYCLEの窓#3】すべての人に胃がん検診を。~最新の検診車で県民の健康を守る検診センターにガールズケイリン選手が訪問~

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半世紀にわたって巡回検診を続けてきた友愛健康医学センター

下条選手が訪れた友愛健康医学センターは、検診車によるがん検診や健康診断の巡回を半世紀にわたって続けている公益財団法人。他にも、施設健康診断の実施や受診者の方への保健指導など、さまざまな医療サービスを展開しています。

この日は理事長の髙島淳さんが出迎えてくれました。

画像: 半世紀にわたって巡回検診を続けてきた友愛健康医学センター

髙島理事長:「下条選手、はるばる来ていただきありがとうございます!友愛健康医学センターでは全部で7台の検診車を所持していますが、今日はその中でも最新のものをご紹介させていただきますね」

画像: 競輪とオートレースの補助事業「CYCLE」のイラストがデザインされた検診車。出入口上部には可動式の屋根があり、雨の日などの受診でも安心の設計に

競輪とオートレースの補助事業「CYCLE」のイラストがデザインされた検診車。出入口上部には可動式の屋根があり、雨の日などの受診でも安心の設計に

そう言って髙島理事長が見せてくれたのは、胃・胸部のX線撮影と心電図の測定ができる検診車です。

髙島理事長:「この検診車は、主に胃や肺といったがん検診を行うときに稼働します。がんは、日本人の死因として最も多い病気。特に富山県は他県と比べ、胃がんによる死亡率が高いんですよ。でも、胃がんは早期発見によって完治が目指せる時代。早期発見するためにも、一人でも多くの方に定期的な検診を受けてもらいたいと考えています。病気になっていなくても、検診を受ければそれだけで日々の健康意識が高まり、病気の予防にもつながりますからね」

下条選手:「健康診断は毎年受けていますが、まだ20代なのでがん検診を受けたことはあまりないんですよね。検診車の中がどんな風になっているのか、すごく気になります!」
今回の見学を通じて、どんな発見があるのでしょうか。

病院と同じ医療機器を備えた、最新の検診車の中へ

髙島理事長:「こちらの検診車は最新の医療機器を備えており、病院で受診するのとまったく同じクオリティの検診が受けられます。他にも、受診者の方が快適に受診できるような工夫がいろいろあるんですよ」

画像: 実際に検査を受ける様子。X線撮影室は、ベッドが回転できる十分なスペースが確保されている

実際に検査を受ける様子。X線撮影室は、ベッドが回転できる十分なスペースが確保されている

髙島理事長:「受診者の方には、まず更衣室で検査着に着替えていただきます。その後、バリウムという造影剤を飲み、奥にある胃・胸部のX線撮影室へと進みます。この検診車はデジタル式での撮影が可能なのでフィルム式よりも鮮明に映りますし、被ばく量も少なく済むんですよ」

髙島理事長は、実際に検査を受けるときの流れに沿って説明してくれます。

下条選手:「更衣室はカーテンで1人ずつ仕切れるようになっているんですね。これなら他の人のことを気にしなくていいし、エアコンも効いているから快適に着替えられそう!それに、検診車の中って想像していたよりも広いし、きれいで清潔感もあっていいですね」

画像: 病院と同じ医療機器を備えた、最新の検診車の中へ

続いて、実際に撮影した胃や胸部のレントゲン写真も見せてもらいます。胃腸にあるガスまで判別できるものを見たときは「ここまで鮮明に見えるんですか!?ちょっと恥ずかしい気もしますけど、これなら病気の予防や早期発見にしっかりつながりそうですね」と、驚きつつも感心するような表情を見せていました。

検診をもっと身近に、もっと快適に、富山の人々へ

他にも、X線撮影を行う技師の方の操作室や心電図の計測室など、検診車の中を見て回る下条選手。一つひとつ説明を受ける中で最も印象に残ったのは、英語や中国語などさまざまな国の言語で案内ができる「言語対応機能」だと教えてくれました。

下条選手:「富山って、製造業関連の大きな工場も多いじゃないですか。海外の方もたくさん働いていると思うので、言語に対する配慮があるのはすごくいいですね!」

画像1: 検診をもっと身近に、もっと快適に、富山の人々へ

髙島理事長:「ところで下条選手。この検診車、エンジン音が聞こえてこないでしょう。実は、蓄電池を使用しているからなんです。これなら訪問先で騒音に関するご迷惑をかけることもないですし、ガソリンを使用していないので排ガスも出ません。コンセントで充電できるから使い勝手も良く、人にも環境にも優しい車両になっています」

さらに髙島理事長は、車体のサイズや空間の広さにもこだわっていると言います。

髙島理事長:「私たちは県内中の企業を訪問します。人通りの多い市街地へ向かうことがあれば、山中の狭い道を進むことも……駐車スペースが限られた場所で検診する場合も多いです。どんな場所へも訪問できるよう、コンパクトな車体にすることを心がけました。一方、車内はデッドスペースを有効活用したり、医療機器のサイズにも配慮することで、受診者の方が圧迫感を感じないような設計にしています」

画像2: 検診をもっと身近に、もっと快適に、富山の人々へ

下条選手:「私、検診車にここまで細やかな配慮や工夫があるとは知りませんでした。これなら誰もが安心して検診を受けられそうですね。あと、受診時間は1人たったの15分程度だと教えてもらいましたが、そのスピード感にも驚きでした。十数分なら忙しい人でも時間がつくれますし、たったそれだけで病院と変わらないレベルの検診が受けられるなんて素晴らしいですよね。検診車がもっと広く活躍して、自分の健康と向き合う人が増えてほしいなって思いました」

髙島理事長:「下条選手にそう言ってもらえると、とても嬉しいですね。私たちは医療機関ではありますが、検診では接客業に近いおもてなしをお届けできるよう努めています。受診者の方の中には、“受診するのが怖い”と感じている方もいらっしゃいますからね。どうすればもっとリラックスした気持ちで継続して受診していただけるか。これからも考え続けていきます」

画像3: 検診をもっと身近に、もっと快適に、富山の人々へ

競輪での活躍が、誰かの健康を守ることにつながっている

検診車の見学を終えた後、改めて下条選手に今日の感想を聞いてみました。

画像: 競輪での活躍が、誰かの健康を守ることにつながっている

下条選手:「案内してもらった検診車は、競輪とオートレースの補助事業を通じて導入されたんですよね。私がレースに出場することで生まれた収益が検診車の導入費用となり、それが富山の人たちの健康を守っているのだと知って、何だかハッとしちゃいました。もしかすると、いつも応援してくださっているファンの方の健康も、検診車が守ってくれているかもしれないですよね。自分の活動が巡り巡って誰かのためになっているのかと思うと、もっと頑張ろうって気持ちになります!」

画像: プライベートな話題でも盛り上がるなど、すっかり打ち解けた髙島理事長と下条選手

プライベートな話題でも盛り上がるなど、すっかり打ち解けた髙島理事長と下条選手

髙島理事長:「私たちがこうして活動を続けられるのは、競輪やオートレースの選手のみなさんが日々活躍してくださっているおかげです。下条選手のこと、これからも職員全員で応援しています!でも、あまり頑張りすぎず、ときには健康を考えてしっかり体も休めてくださいね」

髙島理事長も下条選手へ心優しいエールを送りました。

競輪とオートレースの補助事業ロゴがラッピングされた検診車が、今日も全国各地で誰かの健康を守っています。より多くの方の健康に寄り添えるよう、これからも競輪とオートレースの補助事業活動を続けていきます。

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