公益財団法人JKAは、競輪とオートレースの売上の一部を用いて、機械工業の振興、社会福祉の増進等に役立てられる事業に対して補助を行っています。

この度、2022年度「更生保護施設の建築」として競輪とオートレースの補助事業にて支援を行いました、更生保護施設鳥取県更生保護給産会の新施設落成式が執り行われました。

画像: 式典の集合写真

式典の集合写真

〈式典概要〉

・実施会場: ホテルニューオータニ鳥取

・実施日時: 2023年4月28日(金)

・主な列席者:法務省保護局更生保護振興課長 杉山 弘晃 様

       鳥取県知事 平井 伸治 様

       更生保護事業振興財団常務理事 幸島 聡 様

       公益財団法人JKA 執行理事 浅野 史久

画像: 新施設の内覧会

新施設の内覧会

画像: JKA補助標識

JKA補助標識

更生保護とは

犯罪を行った人や非行のある少年の中には、自分の行為を悔い改め、再び同じ過ちを繰り返さないよう決意して社会に出てきても、頼るべき親族や縁故者もなく、適当な住居、仕事がないなど生活環境に恵まれず、自立更生が困難な人たちがいます。

更生保護施設では、そのような人たちに宿泊場所や食事を提供し、必要な生活指導や就職支援を行うことによって、円滑な社会復帰を果たされるように援助しています。まさに、更生保護施設は、再犯や再非行を防止することで安全安心な社会を作るために重要な役割を担っています。

更生保護法人 鳥取県更生保護給産会 理事長 霜村 哲男 様コメント

当会は、明治32年1月鳥取市三軒屋の民家を借り上げ、鳥取県出獄人保護会を創設し、収容保護事業を開始して以来、120年の歳月を経て今日に至っています。昭和54年に旧施設を建設して40余年経過し、老朽化による安全面の問題に加え、プライベートへの配慮(居室の複数人使用)やスペース狭隘のため処遇に支障をきたすなどの問題を抱えていたところ、第6次施設設備計画により令和4年度の全面改築が決定しました。

当会は、今後も再犯防止と立ち直り支援のため、地域セーフティーネットとして、今まで以上に地方自治体と連携を図ってまいります。さらに、地域の皆様との交流の場として広く利用していただける開かれた施設として、また地域防災の拠点として、その役割を果たすことができるよう、役職員一同努力を重ねて参ります。

これまでに賜りましたお力添えに御礼を申し上げますとともに、今後ともご指導ご支援くださいますようお願い申し上げます。

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